社会福祉法人 柏清会(はくせいかい)
 
柏清会の介護への思い
柏清会のコ・ダ・ワ・リ
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法人概要
【本部】
総合老人福祉施設 すずしろ園
〒570-0043
大阪府守口市南寺方東通1-13-16
TEL:06-6992-7722
FAX : 06-6993-8500
E-mail:info@hakuseikai.jp
柏清会のコ・ダ・ワ・リ(柏清会の介護への取り組み)

柏清会の介護への思いで述べた
理念・運営方針を具体化したのが、コ・ダ・ワ・リです。

利用者様にとって、食事は日常生活の中で大きな楽しみの一つです。私たち柏清会は、この食事に特に力を入れており、食事を楽しんでいただくことで居心地の良い快適な生活の場を提供しています。

プロの料理人が調理

食事は管理栄養士の指導のもと、プロの料理人がメニュー開発から調理まで行い、味はもちろんのこと、見た目にも美味しい料理にこだわっています。

厨房はオープンキッチンで“出来たて”を提供

厨房は食堂に直結したオープンキッチン形式です。食事を調理する段階から、厨房職員の動きや調理する音、食欲をそそる匂いまで楽しんでいただけたらと思っています。もちろん出来るかぎり作りたてのお料理を、すぐに提供できるよう努めています。

好きな時間に食事OK

食事は食べたいときに食べるのが一番美味しいのでは?そのような思いから柏清会では、利用者様は提供時間内であれば好きな時間に食事をすることができます。ホテルや旅館では当たり前のことを、柏清会は実践しています。

メニューを選べる楽しさも提供

食事は単に栄養を摂るだけのものではなく、生活の楽しみの一つになるようスタッフ一同日々工夫を重ねています。その一つが選択メニューです。
すずしろ園では朝食はパン食とごはん食の2食から、昼食は日替わり定食と月替わりの和定食・洋定食・麺定食の4食から、夕食は日替わりメニューの2食から選ぶことができます。(施設によって選択の幅は異なります)

形ある料理にして、美味しそうを演出する「特別献立」

咀嚼(そしゃく=噛む)や嚥下(えんげ=飲み込む)に支障があり、普通メニューを食べるのが困難な方には、噛みやすい「きざみ食」や飲み込みやすい「ミキサー食」が提供されますが、柏清会ではできるだけ普通メニューを、切り方や調理法を工夫することで形のある料理としてお出しし、介護職員が目の前で食べやすいようお手伝いします。
見た目にもきれいで、まさに「美味しそう」「食べたい」と思っていただけるメニューとして喜んでいただいています。

四季折々季節に合わせて行事食を提供

さらに、お花見や納涼祭、敬老会、クリスマス会など四季折々のイベントを企画し、行事に合った食事を提供しています。祝日などの特別な日には小鉢の色々メニューやにぎり寿司を、また、冬季には鍋料理を用意し、寒い季節に暖かい料理でおもてなししています。もちろん、お正月はおせち料理です。

口腔ケアは、口の中の汚れを取り除き細菌の繁殖を抑えます。さらに口の筋肉をスムーズにして、噛む、飲み込む、話す、笑うなどお口の機能の維持回復を目指します。
まして、せっかくの美味しい食事も口から食べることで味わえます。食後の歯磨きだけでなく、どのような歯ブラシを使って、どのように磨くのかということまで、歯科衛生士や歯科医と連携して取り組んでいます。
出来るかぎり口から食べることで美味しさを味わっていただきたい。お口の健康でカラダも心も健康でいて欲しい。そのような思いで口腔ケアに取り組んでいます。

人間にとって、排泄は非常に大切です。その方法や場所はヒトが人である証の一つでしょう。ですから、私たちは「排泄はトイレで」を合言葉にしています。
安易にオムツを使用することはせず、利用者様一人ひとりの状態を丁寧に観察し、排泄する時間や間隔を把握してトイレへ誘導。また、水分摂取量や離床時間を増やすことも検討するなど、出来るだけトイレを使っていただけるように努めています。

食べたいものを食べる。動きたいときに動く。そのような当たり前のことを、柏清会では出来るかぎり限り尊重したいと考えています。だからベランダに出ることも、エレベータでフロアを行き来することも自由です。介護のプロとして、身体的な抑制はもちろんのこと、言葉でも利用者様の行動を抑制したり、制限したりすることのないように努めています。
そのために、毎日笑顔であいさつすること、明るく声をお掛けすること、正確でていねいな介助をすることで、信頼され、安心して穏やかな毎日を過ごしていただけるように努めています。

柏清会では、成人施設として身の回りの環境にも注意を払っています。大人には大人のための落ち着いた雰囲気が必要だと考えています。
例えば保育所の壁のような色紙で飾り付けを行うようなことはしていません。風船バレーのような子供だましのようなレクリエーションも取り入れていません。それよりも、ご自身で自由な時間を過ごしていただきたいと思います。極端に言えば、大人には「何もしない贅沢な時間」があっても良いのではないかと考えています。
もちろん、桜のシーズンには花見、秋には日帰り旅行、年末にはクリスマスのディナーバイキング等、年間を通じて季節を感じていただけるような行事は多彩にご用意しています。
職員の服装もジャージやエプロン姿ではなく、普通の生活環境にできるだけ近い形になるように努めています。

終の住まいとして、穏やかにその日まで過ごしたい。そのような願いにも出来るかぎりお応えできるよう努めます。
看取りに関する指針について【PDF】